公開日: |更新日:
HACCP実施記録アプリ(ランシステム)
HACCP実施記録アプリ(ランシステム)の特徴
チェックリスト方式で簡単に記録できる
ランシステムが提供している「HACCP実施記録アプリ」では、原材料の受け入れ確認や庫内温度記録などを行えます。HACCP一般衛生管理で必要な点検項目をチェックリスト方式で記録でき、現場作業負担が少ないのが魅力的。管理者は記録を閲覧してコメントでフィードバックすることができます。
温度センサーと連携できるプランも用意
HACCP実施記録アプリで利用できる機能は衛生管理計画の記録作成や重要管理計画の記録作成、実施施設の追加など。各種記録を出力することもできます。また、衛生管理のポイントを画面表示することも可能です。さらに温度センサーなどの外部機器と連携することもできるプランも用意しています。
初期費用を抑えて導入できる
導入費用を抑えながらスタートできるのもHACCP実施記録アプリの魅力。スタンダードとプレミアムの2つのコースを用意しており、初期費用0円で導入できます。
スタンダードコースでは月額2,200円から導入でき、100ユーザーまで対応可能。2ユーザー目からは1ユーザーにつき2,200円ずつ追加されます。
また、プレミアムコースでは月額4,400円から導入可能。500ユーザーまで対応でき、2ユーザー目からは1ユーザー追加ごとに4,400円ずつ加算されます。なおプレミアムコースでは外部センサーとの連携が可能なため、温度記録の自動化を希望する場合プレミアムコースがおすすめです。
衛生管理計画書が標準搭載の
おすすめHACCPシステムをチェック
HACCP実施記録アプリの機能一覧
本部向けの機能
- 衛生管理計画の記録作成
衛生管理計画における記録・作成を行えます。 - 重要管理計画の記録作成
重要管理計画における記録・作成を行えます。 - 実施施設の追加
記録管理を行いたい施設を追加できます。
店舗向けの機能
- 記録の出力
記録したデータを出力することができます。 - 衛生管理ポイントの表示
衛生管理ポイントを画面に表示して確認することができます。
HACCP実施記録アプリの導入事例
自社運営の複合カフェで情報提供の効率化を実現
自社が運営する「スペースクリエイト自遊空間」でHACCP実施記録アプリを導入した事例です。一般衛生管理の状況をリアルタイムでマネージャーに共有するため、アプリを使って記録。マネージャーは各店舗が入力した情報をスマートフォンで確認しています。アプリの導入により、リモートかつ迅速な情報提供の仕組みを構築できました。
ランシステムの特徴
ランシステムは複合カフェ「スペースクリエイト自遊空間」などを運営している会社です。HACCP実施記録アプリは同カフェでも導入しており、情報提供の効率化に役立っているのだそう。また、ランシステムでは外販事業や不動産事業なども行っています。
HACCP実施記録アプリの概要
制作会社 | 株式会社ランシステム |
---|---|
制作会社の事業目的 | 直営店舗事業、外販事業、不動産事業など |
制作会社所在地 | 神奈川県横浜市都筑区北山田三丁目1番50号 快活スクエアビル4階 |
制作会社設立年 | 1988年 |
はさモンのHACCPシステムまとめ
HACCP本格化のためにHACCP星からやってきたはさモン。はさモンが、HACCPシステムについてまとめています。
機能を比較
HACCP導入に避けて通れない「衛生管理計画書」の作成テンプレートが標準搭載のHACCPシステムを比較しています。
▼左右にスクロールできます▼
システム | 管理(本部)向け機能 | 運用(現場)向け機能 |
---|---|---|
はやラクHACCP (ライオンハイジーン) 機能 全11種類
|
|
|
カミナシ (KAMINASHI) 機能 全10種類
|
|
|
UPR HACCP (ユーピーアール株式会社) 機能 全8種類
|
|
|
※HACCP導入に必須の衛生管理計画書のテンプレートが標準装備かつ必要事項を入力するだけで簡単に作れるHACCPシステムで比較
- 衛生管理計画書…HACCP導入で必須の項目。テンプレートが搭載されているので入力が簡単!
- 手順書(マニュアル)…イラスト付きでわかりやすいマニュアル。店舗チェックの際に提出してくださいと言われることも。
- ダッシュボード…どの店舗がどんな状況かを一画面で管理できる機能。素早い状況把握や分析が可能です。
- メニューグループ分け…原材料・仕込み品・料理とグループ分けして記録が可能。アレルギー情報も登録でき、常に最新のメニューを一元管理できます。
- 承認機能…役職の階層別に管理項目を設定するなど細かな承認フローも作成できるので、本部と現場のスムーズなやりとりが可能です。
- カスタマイズ…自社に合った使い方に調整してくれるので、ユーザービリティーの高いシステムになります。
- 条件分岐ルール作成…複雑なルールを特定の条件を満たしたときだけ回答するように設定できるので現場の人も迷いません。
- 手の撮影…作業前に従業員の手を撮影し、傷の有無や爪の伸びを確認できる機能。現場における一番最初の衛生は「手」であるため、衛生意識の向上に役立ちます。
- 健康状態チェック…質問文に沿って「はい」か「いいえ」を入力。内容に問題があればアラートが出るので、リスクを未然に防げます。
- TODOリスト…今日やるべきことが一覧で時間ごとに表示されます。作業忘れの防止になります。
- PDF(帳票)出力…「計画表」や「記録表」などをPDFで出力できます。提出時に重宝します。
- アラート機能…作業の忘れが起きた際に現場はもちろん、本部へもアラートが飛ぶので、ミスを防ぐことができます。
- 写真撮影…点検時の状態をタブレットのカメラを使い、写真で記録が可能。よりリアルな情報を提供できます。
- 音声メモ…話した内容を音声で入力できるだけでなく、署名欄や画像の指摘も手書きメモを残してわかりやすいレポートを作成できます。
- 多言語化機能…チェックリストやマニュアルの日本語をワンタッチで自動翻訳。 日本語が苦手な就労外国人でも理解することが可能です。
- ヒント機能…作業中に判断に迷った際にマニュアルを探す必要なく、ボタンを押して説明を表示させることができます。
- IoT温度管理…IoTを駆使して自動の温度計測が可能です。
とはいえ、機能数が多ければ良いというわけでなく、自社に合ったシステムを見つけることが大事。本当に必要な機能を見極めてチェックすることがおすすめだモン。