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HACCP CLOUD(SATO)
HACCP CLOUDの特徴
クラウドを使って作業効率をアップ
HACCP CLOUDは、小売店の衛生管理をHACCP基準で効率よく行うためのソリューションです。
時間と手間が必要になる「冷蔵庫・冷凍庫の温度管理」「店内調理品の芯温管理」「従業員の体調管理」といった記録作業を、IoTとクラウドを活用して効率化。計測したデータをクラウド上で一括管理することで、記録・管理に要する手間を軽減します。
データの一括管理でHACCPを確実に運用
「全国に店舗があり統一した運用が難しい」といったケースでも、HACCP CLOUDならそれぞれの店舗の記録データをクラウド上で一元管理できます。
記録データを本部で一元管理できるため、万が一問題が起こった場合でもデータの検索がスムーズ。スピーディーに原因を究明、再発防止策をとることができ、HACCPを確実に運用することができます。
HACCPにまつわる仕様をパッケージ化
「どのようにHACCP対応を始めればいいか分からない」という方のために、HACCP CLOUDではHACCP準拠の標準的な仕様をあらかじめパッケージ化。HACCP基準による安全管理項目が網羅されており、店舗におけるHACCP運用をサポートしてくれます。
クラウドシステムなので、他システムとの機能連携や運用ルールの変更にも柔軟に対応できます。
衛生管理計画書が標準搭載の
おすすめHACCPシステムをチェック
HACCP CLOUDの機能一覧
本部向けの機能
- 記録管理
スマホやPCから一般衛生管理記録や重要管理記録(CCP)を入力できます。 - データの一括管理
本部で計測データを一元管理できるため、問題発生時のデータ検索も容易です。
店舗向けの機能
- 体調チェック
タブレット端末に従業員が直接入力できるため、記入漏れ・入力ミスを防げます。 - 店内加工品の加熱調理記録
タブレット端末を用いて、加熱不足といった指示もリアルタイムに行えます。 - 冷蔵ケースの品温管理
自動計測してクラウド上に記録されます。
HACCP CLOUDの導入事例
帳票管理の作業時間を大幅削減
「冷蔵・冷凍ケースの温度管理」「店内調理品の加熱調理記録」「従業員の体調チェック」の3点において、課題を抱えていたイオンリテール株式会社。HACCP CLOUDを導入したところ、これまで手書きの帳票形式となっていたデータ記録・管理が容易になったとのこと。大型店舗では帳票管理に月210時間かかっていましたが、試験導入店舗では88時間まで削減できました。
SATOの特徴
創業80年以上の歴史を誇るSATOホールディングス株式会社。SATOグループはモノや人の情報を紐づけ・動きを可視化することでさまざまな問題を解決する、自動認識ソリューション商品(プリンタ・ソフトウェア・ラベル・ハンドラベラーなど)を提供しています。
その実績は、バーコードプリンタシェア世界2位と、可変情報ラベルメーカーとしては世界1位の実績を持っているのが特徴。90以上の国でビジネス展開をしています。
HACCP CLOUD(SATO)の概要
制作会社 | サトーホールディングス株式会社 |
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制作会社の事業目的 | グループ経営戦略の策定・経営管理(純粋持株会社) |
制作会社所在地 | 東京都港区芝浦3丁目1番1号 msb Tamachi 田町ステーションタワーN |
制作会社設立年 | 1940年 |
はさモンのHACCPシステムまとめ
HACCPの本格化を前に情報を届けにHACCP星からやってきた当サイトのナビゲーター、はさモンが、HACCPシステムの情報をまとめています。
機能を比較
HACCP導入に避けて通れない「衛生管理計画書」の作成テンプレートが標準搭載のHACCPシステムを比較しています。
▼左右にスクロールできます▼
システム | 管理(本部)向け機能 | 運用(現場)向け機能 |
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はやラクHACCP (ライオンハイジーン) 機能 全11種類
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カミナシ (KAMINASHI) 機能 全10種類
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UPR HACCP (ユーピーアール株式会社) 機能 全8種類
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※HACCP導入に必須の衛生管理計画書のテンプレートが標準装備かつ必要事項を入力するだけで簡単に作れるHACCPシステムで比較
- 衛生管理計画書…HACCP導入で必須の項目。テンプレートが搭載されているので入力が簡単!
- 手順書(マニュアル)…イラスト付きでわかりやすいマニュアル。店舗チェックの際に提出してくださいと言われることも。
- ダッシュボード…どの店舗がどんな状況かを一画面で管理できる機能。素早い状況把握や分析が可能です。
- メニューグループ分け…原材料・仕込み品・料理とグループ分けして記録が可能。アレルギー情報も登録でき、常に最新のメニューを一元管理できます。
- 承認機能…役職の階層別に管理項目を設定するなど細かな承認フローも作成できるので、本部と現場のスムーズなやりとりが可能です。
- カスタマイズ…自社に合った使い方に調整してくれるので、ユーザービリティーの高いシステムになります。
- 条件分岐ルール作成…複雑なルールを特定の条件を満たしたときだけ回答するように設定できるので現場の人も迷いません。
- 手の撮影…作業前に従業員の手を撮影し、傷の有無や爪の伸びを確認できる機能。現場における一番最初の衛生は「手」であるため、衛生意識の向上に役立ちます。
- 健康状態チェック…質問文に沿って「はい」か「いいえ」を入力。内容に問題があればアラートが出るので、リスクを未然に防げます。
- TODOリスト…今日やるべきことが一覧で時間ごとに表示されます。作業忘れの防止になります。
- PDF(帳票)出力…「計画表」や「記録表」などをPDFで出力できます。提出時に重宝します。
- アラート機能…作業の忘れが起きた際に現場はもちろん、本部へもアラートが飛ぶので、ミスを防ぐことができます。
- 写真撮影…点検時の状態をタブレットのカメラを使い、写真で記録が可能。よりリアルな情報を提供できます。
- 音声メモ…話した内容を音声で入力できるだけでなく、署名欄や画像の指摘も手書きメモを残してわかりやすいレポートを作成できます。
- 多言語化機能…チェックリストやマニュアルの日本語をワンタッチで自動翻訳。 日本語が苦手な就労外国人でも理解することが可能です。
- ヒント機能…作業中に判断に迷った際にマニュアルを探す必要なく、ボタンを押して説明を表示させることができます。
- IoT温度管理…IoTを駆使して自動の温度計測が可能です。
とはいえ、機能数が多ければ良いというわけでなく、自社に合ったシステムを見つけることが大事。本当に必要な機能を見極めてチェックすることがおすすめだモン。