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HACCP ExAround(フクシマガリレイ)
HACCP ExAroundの特徴
24時間365日監視システムによる管理
HACCPでは、食材の保管時の温度管理にも注意が払われます。ショーケース、冷凍冷蔵器、熱機器などの温度管理を「HACCP ExAround」は、24時間365日監視します。そして、異常時にはメールにてアラートを発信します。
食品温度の記録・閲覧が簡単に
商品の温度を専用温度計で測定すると、その記録がクラウド上に自動で記録されます。記録したデータは、タブレットアプリで簡単に閲覧することが可能です。また、ダウンロードも自在で、店舗だけでなく、本部からでも閲覧することができます。
ATP拭き取り検査機と連携
本当に衛生管理ができているかを検査するためには、微生物検査やATP検査が必要です。「HACCP ExAround」は、ATP検査拭き取り検査機「ルミテスター Smart」と連携することが可能です。日々の衛生管理が、本当にできているかを確かめるためにATP検査拭き取り検査機との連携は有用といえます。
HACCP ExAroundの機能一覧
記録管理
- 食品温度
の記録管理 - 一般衛生管理
の記録管理
データ・帳票
- データ
の収集 - 帳票
の自動作成
HACCP ExAroundの導入事例
公式HPに記載がありませんでした。
フクシマガリレイの特徴
フクシマガリレイは、メーカーの立場から設備の開発だけでなく、顧客の課題解決に取り組んでいる企業です。食品工場や店舗の最適な設計からHACCP管理・フードコンサルティングまで幅広い業務範囲の相談に対応してくれます。
フクシマガリレイが製造した設備は、店舗やスーパーなどで幅広く使用されています。また、東南アジア諸国への食のインフラを支援し、顧客の海外進出もサポートしています。
HACCP ExAround(フクシマガリレイ)の概要
制作会社 | フクシマガリレイ株式会社 |
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制作会社の事業目的 | 冷凍冷蔵庫・ショーケース、その他冷凍機応用機器の製造・販売 店舗・厨房総合システムの設計・施工 |
制作会社所在地 | 大阪府大阪市西淀川区竹島2-6-18 |
制作会社設立年 | 1951年 |
はさモンのHACCPシステムまとめ
HACCPの本格化を受け、HACCP星からやってきた当サイトのナビゲーターはさモン。HACCPシステムの情報をわかりやすくまとめています。
機能を比較
HACCP導入に避けて通れない「衛生管理計画書」の作成テンプレートが標準搭載のHACCPシステムを比較しています。
▼左右にスクロールできます▼
システム | 管理(本部)向け機能 | 運用(現場)向け機能 |
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はやラクHACCP (ライオンハイジーン) 機能 全11種類
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カミナシ (KAMINASHI) 機能 全10種類
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UPR HACCP (ユーピーアール株式会社) 機能 全8種類
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※HACCP導入に必須の衛生管理計画書のテンプレートが標準装備かつ必要事項を入力するだけで簡単に作れるHACCPシステムで比較
- 衛生管理計画書…HACCP導入で必須の項目。テンプレートが搭載されているので入力が簡単!
- 手順書(マニュアル)…イラスト付きでわかりやすいマニュアル。店舗チェックの際に提出してくださいと言われることも。
- ダッシュボード…どの店舗がどんな状況かを一画面で管理できる機能。素早い状況把握や分析が可能です。
- メニューグループ分け…原材料・仕込み品・料理とグループ分けして記録が可能。アレルギー情報も登録でき、常に最新のメニューを一元管理できます。
- 承認機能…役職の階層別に管理項目を設定するなど細かな承認フローも作成できるので、本部と現場のスムーズなやりとりが可能です。
- カスタマイズ…自社に合った使い方に調整してくれるので、ユーザービリティーの高いシステムになります。
- 条件分岐ルール作成…複雑なルールを特定の条件を満たしたときだけ回答するように設定できるので現場の人も迷いません。
- 手の撮影…作業前に従業員の手を撮影し、傷の有無や爪の伸びを確認できる機能。現場における一番最初の衛生は「手」であるため、衛生意識の向上に役立ちます。
- 健康状態チェック…質問文に沿って「はい」か「いいえ」を入力。内容に問題があればアラートが出るので、リスクを未然に防げます。
- TODOリスト…今日やるべきことが一覧で時間ごとに表示されます。作業忘れの防止になります。
- PDF(帳票)出力…「計画表」や「記録表」などをPDFで出力できます。提出時に重宝します。
- アラート機能…作業の忘れが起きた際に現場はもちろん、本部へもアラートが飛ぶので、ミスを防ぐことができます。
- 写真撮影…点検時の状態をタブレットのカメラを使い、写真で記録が可能。よりリアルな情報を提供できます。
- 音声メモ…話した内容を音声で入力できるだけでなく、署名欄や画像の指摘も手書きメモを残してわかりやすいレポートを作成できます。
- 多言語化機能…チェックリストやマニュアルの日本語をワンタッチで自動翻訳。 日本語が苦手な就労外国人でも理解することが可能です。
- ヒント機能…作業中に判断に迷った際にマニュアルを探す必要なく、ボタンを押して説明を表示させることができます。
- IoT温度管理…IoTを駆使して自動の温度計測が可能です。
とはいえ、機能数が多ければ良いというわけでなく、自社に合ったシステムを見つけることが大事。本当に必要な機能を見極めてチェックすることがおすすめだモン。