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HACCP PASS(江東微生物研究所)
HACCP PASSの特徴
衛生管理計画・記録の作成
食品衛生法改正により、飲食店などの小規模食品事業者にもHACCPの取り組みが必要になりました。こうした文書や記録付けをアプリで行うことを可能にしたシステムが「HACPP PASS」です。
手間も時間もかかるHACCPでは、衛生管理計画とそれに関わる記録付けが必要です。「HACCP PASS」は食品衛生協会の手引書に沿う内容の衛生管理に対応し、保健所の営業許可更新時に確認される衛生管理計画の基準を満たしているので安心。
HACCPに係る文書・記録付けをペーパーレスにすることで、衛生計画作成と日々の記録付けを容易にし、忙しい飲食店の作業効率を高めてくれます。
検査の依頼をアプリから
「HACCP PASS」は株式会社江東微生物研究所により開発されたシステム。その大きな特徴として、スマートフォンやタブレットから飲食店の衛生管理に係る拭き取り検査と検便検査の依頼が可能なサービスがあります。
依頼後に検査キットが届き、サンプル・検体の採取後に返送すればOK。飲食店で必要な衛生管理の検査も手間をかけることなく対応してもらえます。
検査料金は契約プランごとに異なるので、自店で行う検査を考えてプランを選択する必要があります。衛生管理に関係する検査は定期的に実施することが望ましいため、アプリで検査を依頼できる「HACCP PASS」を活用することで、手間のかかる検査を実施しやすくします。
衛生管理計画書が標準搭載の
おすすめHACCPシステムをチェック
HACCP PASSの機能一覧
衛生管理の運用
- 管理記録
一般衛生管理と重要管理の記録も簡単に作成できます。画面に沿って操作するだけで記録が作成可能です。 - 温度管理
冷蔵庫・冷凍庫の温度も毎日簡単に記録できます。温度管理もペーパーレス化。
検査
- 拭き取り検査
拭き取り検査では日常的な衛生管理の程度を確認可能。拭き取り検査はアプリから依頼できます。 - 検便検査
食中毒菌の保有者による調理で食中毒が発生しないよう、従業員の検便検査をアプリから依頼できます。
HACCP PASSの導入事例
公式HPに記載がありませんでした。
江東微生物研究所の特徴
江東微生物研究所は、昭和32年創業の検査会社です。生化学的検査や微生物検査などの検体検査受託業務、水質検査や食品衛生検査などの環境衛生検査が主な業務です。
江東微生物研究所では医療機関の臨床検査で培った検査技術を水質検査、食品検査などにも応用し、地域社会の命と健康に貢献したいと考えているとのこと。
食品衛生法改正に伴うHACCPの導入に対して、検査会社としての実績をもとに「HACCP PASS」を開発しました。拭き取り検査と検便検査の必要性を鑑み、「HACCP PASS」アプリからの依頼を可能に。検査会社が開発したHACCPアプリとして、食品衛生管理のノウハウが蓄積されたシステムといえるでしょう。
HACCP PASS(江東微生物研究所)の概要
制作会社 | 株式会社江東微生物研究所 |
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制作会社の事業目的 | 検体検査受託業務(生化学的検査、免疫学的検査、血液学的検査、微生物学的検査、一般検査、病理学的検査、遺伝子関連検査、薬物検査等)、環境衛生検査(水質検査、食品衛生検査、保菌検査、放射能検査等) |
制作会社所在地 | 東京都江戸川区西小岩5-11-25 |
制作会社設立年 | 昭和32年9月 |
はさモンのHACCPシステムまとめ
HACCPの本格化を前に情報を届けにHACCP星からやってきた当サイトのナビゲーター、はさモンが、HACCPシステムの情報をまとめています。
機能を比較
HACCP導入に避けて通れない「衛生管理計画書」の作成テンプレートが標準搭載のHACCPシステムを比較しています。
▼左右にスクロールできます▼
システム | 管理(本部)向け機能 | 運用(現場)向け機能 |
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はやラクHACCP (ライオンハイジーン) 機能 全11種類
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カミナシ (KAMINASHI) 機能 全10種類
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UPR HACCP (ユーピーアール株式会社) 機能 全8種類
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※HACCP導入に必須の衛生管理計画書のテンプレートが標準装備かつ必要事項を入力するだけで簡単に作れるHACCPシステムで比較
- 衛生管理計画書…HACCP導入で必須の項目。テンプレートが搭載されているので入力が簡単!
- 手順書(マニュアル)…イラスト付きでわかりやすいマニュアル。店舗チェックの際に提出してくださいと言われることも。
- ダッシュボード…どの店舗がどんな状況かを一画面で管理できる機能。素早い状況把握や分析が可能です。
- メニューグループ分け…原材料・仕込み品・料理とグループ分けして記録が可能。アレルギー情報も登録でき、常に最新のメニューを一元管理できます。
- 承認機能…役職の階層別に管理項目を設定するなど細かな承認フローも作成できるので、本部と現場のスムーズなやりとりが可能です。
- カスタマイズ…自社に合った使い方に調整してくれるので、ユーザービリティーの高いシステムになります。
- 条件分岐ルール作成…複雑なルールを特定の条件を満たしたときだけ回答するように設定できるので現場の人も迷いません。
- 手の撮影…作業前に従業員の手を撮影し、傷の有無や爪の伸びを確認できる機能。現場における一番最初の衛生は「手」であるため、衛生意識の向上に役立ちます。
- 健康状態チェック…質問文に沿って「はい」か「いいえ」を入力。内容に問題があればアラートが出るので、リスクを未然に防げます。
- TODOリスト…今日やるべきことが一覧で時間ごとに表示されます。作業忘れの防止になります。
- PDF(帳票)出力…「計画表」や「記録表」などをPDFで出力できます。提出時に重宝します。
- アラート機能…作業の忘れが起きた際に現場はもちろん、本部へもアラートが飛ぶので、ミスを防ぐことができます。
- 写真撮影…点検時の状態をタブレットのカメラを使い、写真で記録が可能。よりリアルな情報を提供できます。
- 音声メモ…話した内容を音声で入力できるだけでなく、署名欄や画像の指摘も手書きメモを残してわかりやすいレポートを作成できます。
- 多言語化機能…チェックリストやマニュアルの日本語をワンタッチで自動翻訳。 日本語が苦手な就労外国人でも理解することが可能です。
- ヒント機能…作業中に判断に迷った際にマニュアルを探す必要なく、ボタンを押して説明を表示させることができます。
- IoT温度管理…IoTを駆使して自動の温度計測が可能です。
とはいえ、機能数が多ければ良いというわけでなく、自社に合ったシステムを見つけることが大事。本当に必要な機能を見極めてチェックすることがおすすめだモン。
検査会社が作ったということもあり、衛生管理をきちんと行うための機能がついているモン。検査の申し込みも手軽にできるから、万が一の事態に備えて迅速に対応できるのも良いところだと思うよ。