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HACCPは資格が必要?HACCPコーディネーター・HACCP管理者資格とは
食品衛生法改正によるHACCP義務化が進み、資格の有無に疑問を持つ方も増えています。ここでは、HACCP管理者資格やコーディネーターなど、注目される資格をまとめました。
HACCPに関する資格
HACCP対応をより専門的に行いたい場合、さまざまな資格制度が存在しています。とはいえ、HACCP導入において「資格取得が絶対条件」というわけではありません。しかし、資格を取得することで体系的な知識を身につけるだけでなく、社内外への信頼度が高まるメリットもあります。以下に代表的な資格4種をご紹介します。
HACCP管理者資格
「HACCP管理者資格」は、日本食品保蔵科学会が認定する資格の一つです。大学や短大で食品衛生関連の基礎科目を履修し、同学会が定めるワークショップ受講などの要件を満たすことで認定を受けられます。
主に、食品衛生分野の学術的基礎をしっかりと固めたい方に向いており、学会レベルの知見を得られることが特長です。HACCP導入の実務で必要な食品安全管理の土台が身につき、より専門性の高い人材としての評価を受けられます。
HACCPコーディネーター
「HACCPコーディネーター」は、現場でHACCPの計画や運用、検証などを担う実務担当者を養成する資格です。日本HACCPトレーニングセンター(JHTC)のワークショップなどが有名で、国際HACCP同盟(IHA)の承認コースに準じた内容となっています。
コーディネーターの役割は、危害要因分析や重要管理点の設定といった技術的な部分だけでなく、チームの中心となって衛生管理を推進することが挙げられます。実務ベースでHACCPを回す上で必要となる知識を学べる点が大きな特徴です。
HACCPリーダー(食品安全管理技術者)
「HACCPリーダー(食品安全管理技術者)」は、一般財団法人日本規格協会や日本適合性認定協会などが関連する研修を通じて取得できる資格の一種です。ISO22000の知識を含め、組織においてHACCPの構築から内部監査、リスク対応まで幅広くマネジメントできる能力が求められます。
HACCPリーダーは、管理職として従業員を指導・統括しながらシステム全体を最適化することが重要です。ISO22000やFSSC22000などの食品安全マネジメントシステムを見据えたキャリアアップを目指す方におすすめです。
HACCP普及指導員
「HACCP普及指導員」は、HACCPの導入を支援したり、指導を行う立場を担います。主に中小規模事業者や、新たにHACCPを取り入れたい企業に対して助言や講習を行うことが想定されます。
具体的には、衛生管理の現状把握や計画策定のアドバイス、従業員教育など多岐にわたる業務をサポートします。HACCPの専門知識だけでなく、指導方法やコミュニケーションスキルが問われる点が特徴です。
講習やeラーニングを含む研修を修了することで取得でき、食品関連業界のコンサルタントとして活動する人も少なくありません。
上記4種の資格はいずれもHACCP実践に大いに役立つものですが、それぞれ取得方法や実務範囲が異なるため、自社のニーズやキャリアプランに合わせて選ぶことが大切です。たとえば、より実務寄りならコーディネーターや普及指導員、組織全体のマネジメント視点が必要な場合はHACCPリーダーがおすすめといった具合です。
また、資格取得のためには講座・研修費用がかかるケースが多いため、事前に受講条件や費用を確認しておきましょう。一般的には数万円から十数万円程度かかることもあるため、検討段階でしっかりと情報収集するのがポイントです。
HACCP対応に資格は必須じゃない
HACCPに関する資格は複数存在しますが、これらを取得することが法律上の義務となっているわけではありません。実際には、食品衛生法改正によるHACCP義務化にあたっても、「資格を持たなければHACCPを導入できない」などの規定はないです。あくまで技術や知識を高めるための手段として、資格制度を活用するとよいでしょう。
お手軽にHACCP対応するならHACCPシステムも
資格を取得しなくてもHACCP対応は可能ですが、記録や管理の手間が大きいのが実情です。そんなときは、HACCP管理や記録作業をサポートするシステムを活用し、効率的に対策するのも有力な選択肢です。詳しくは当サイトのTOPページをご覧ください。
おすすめのHACCPシステム3選
Googleで「HACCP システム」「HACCPシステム ツール」と検索してそれぞれ10ページ目までを調査(2023年10月10日時点)。 HACCPシステムの公式サイトが表示された20製品(スマホアプリを除く)の中で、HACCP導入に必須となる「衛生管理計画書作成機能」と、記録の抜け漏れや問題があった時に管理者にお知らせが届く「アラート通知機能」がどちらも搭載されているHACCPシステムを3つご紹介します。
(ライオンハイジーン)

- 衛生管理のプロのノウハウが凝縮
- 約60項目が網羅された衛生管理計画書が標準搭載
- 衛生管理のコンサルも可能
- 衛生管理計画書
- 手順書(マニュアル)
- ダッシュボード
- カスタマイズ
- PDF(帳票)出力
- アラート機能
- ほか
企業におすすめ
(KAMINASHI)

- 点検時の状況を撮影し事故防止
- 音声にも対応するメモ機能
- 外国人労働者向けの多言語化対応
- 衛生管理計画書
- ダッシュボード
- 条件分岐ルール作成
- 音声メモ
- 多言語化機能
- アラート機能
- ほか
(UPR)

- IoT温度管理で自動的に記録
- 開店前・営業中・閉店後のチェックリスト作成可
- 異常時はアラート機能で通知
- 衛生管理計画書
- カスタマイズ
- 帳票出力
- IoT温度管理
- 健康管理
- アラート機能
- ほか



