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長崎のHACCPの取り組み

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長崎県では、県独自のHACCP評価制度「ながさきHACCP」をはじめ、県立保健所が主導する講習事業、リコール情報や食育を通じた消費者啓発など、さまざまな角度から食品安全の強化を推進しています。本記事では、県内各地の取り組みを詳しく解説します。

長崎のHACCP対策をチェック

長崎県では、HACCPを段階的に導入できる評価制度や県立保健所主催の講習会、食育ポータルなど、多方面から食品安全を支えています。

ながさきHACCP

「ながさきHACCP」は、長崎県独自の段階評価型衛生管理ツールです。県内の飲食・製造事業者が申請すると、最寄りの県立保健所が施設へ立ち入り調査を行い、衛生管理状況を1~8段階で評価します。評価1~3は一般的衛生管理レベル、7~8はCodexHACCP相当と位置づけられ、4段階以上で「取組施設」として県ウェブサイト上で公表され、認証ロゴの使用も可能となります。

評価には、導入手引書やマニュアル、記録例を活用し、衛生管理計画の作成から記録保存まで段階的に支援が受けられます。

参照元:長崎県庁ホームページ(ながさきHACCP

HACCP型衛生管理導入促進事業

「HACCP型衛生管理導入促進事業」は、2017年度から3年間実施された県独自の取り組みです。県立保健所ごとに3時間程度の講習会を計43回以上開催し、飲食店や製造業の事業者が「HACCPの考え方を取り入れた衛生管理」を学び、修了施設を「HACCP取組施設」として認定しました。

講師は保健所の食品衛生監視員が務め、厚労省や業界団体の手引書を用いた演習も行われました。今後も講習会情報は各保健所から通知されるため、案内が届いた際は積極的に参加することが推奨されます。

参照元:長崎県庁ホームページ(HACCP型衛生管理導入促進事業

長崎の食に関する安全・安心と食育の総合ホームページ

「長崎の食に関する安全・安心と食育の総合ホームページ」は、県内の最新リコール情報や「びわ太郎食育通信」の発行、食育イベント情報を一元発信するポータルです。主菜・副菜クイズや緊急注意喚起など、消費者や事業者が必要な情報をリアルタイムで入手できる仕組みとなっています。

参照元:長崎県庁ホームページ(食品の安全・安心と食育のホームページ

長崎の団体・自治体ごとのHACCPへの取り組み例

県内の各自治体でも、地域特性に合わせた独自のHACCP支援策を展開しています。ここでは長崎市と佐世保市の事例を紹介します。

長崎市

長崎市は、市内事業者向けに「HACCPに沿った衛生管理」の導入手引きや記録様式をまとめたPDFガイドを公開しています。飲食店や小規模施設は、厚労省の業種別手引書を基に計画を作成し、実施記録を1年間保管する方法を確認できます。

また、事業規模に応じて大規模事業者向けのCodexHACCP基準と、小規模事業者向けの考え方運用型を明確に区分し、既存施設で取り組める手軽さも特徴です。

参照元:長崎市公式HP(HACCP導入手引きPDF

佐世保市

佐世保市は、食品衛生責任者実務講習会受講者を対象にHACCP導入状況のアンケートを実施し、導入率や課題を可視化しています。

調査結果を市ウェブで公開し、リーフレット配布や研修会開催を通じて認識向上と具体的な導入支援を行うことで、市内事業者の理解促進を図っています。

参照元:佐世保市公式HP(HACCPに関する情報

長崎のHACCPに取り組もう

食品衛生法の完全義務化(2021年6月)を経て、自治体レベルの支援は縮小傾向にありますが、HACCPは食品安全の基盤です。

地域のプログラム参加で「地域密着の衛生管理体制」を示せるメリットを生かしつつ、クラウド記録管理や自動温度監視ツールを活用し、効率的にシステム導入を進めましょう。

【認証を得るためにも】
おすすめHACCPシステムをチェック

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